はじめまして。
株式会社康安、代表取締役の池村と申します。
当社ホームページをご覧頂き、有難うございます。
当社は、1976年創業以来、約50年にわたり日本ピーマック株式会社（https://www.pmac.co.jp/）のサービスセンターとして活動して参りました。
首都圏（城南、横浜）エリアの大型オフィスビルや商業施設など、約2,000施設の冷暖房設備メンテナンスを通じて、来訪ユーザーの『快適』を下支えしております。

私は、2000年前後に大学生アルバイトとして当社のフィールドエンジニアサポートをしておりましたが、約20年を経て2020年に戻ってまいりました。
20年の間では、上司・仲間・先輩後輩・お客様など、多くのご縁に恵まれ、苦労もたくさんありましたが良き思い出がたくさんあります。
中でも、取締役CFOとして経営していたベンチャー企業では東証1部上場を果たす事ができ、そのプロセスからは多くの学びを貰いました。
そして、「経営力」に対して少々の自信を胸に、2020年に当社へ戻ったのですが、20年とその延長線上からは到底得る事が出来なかったであろう‘気付き’ が当社にはありました。
’平均勤続20年’、’平均年齢50才’、当社のこれまで50年が育んだ『強み』と、これから50年に向けた『機会』が混在しておりました。

「社員とその家族が、安心して定年’後’を迎えられる会社でありたい」
代表就任時に、最初に決めた事です。

創業47年の会社存続は、『信頼』の証だと自負しております。
当社は、「誰もが知っている会社」「一人でも多くの人に知ってもらいたい」「知る人ぞ知る会社」の、どれをも目指しておりません。
高成長を目的としない事で、戦略はシンプル化され、必要投資も限定的になります。
当社はサービス業なので、社員満足がサービス品質、そしてユーザー満足度に繋がります。
つまり、社員への投資こそが最も費用対効果が高い投資だと信じています。

当社が扱っている「機械」についても、テクノロジー活用による合理化が次から次へと起こっていく事でしょう。
きっと、コンピュータによる解析の重要度が上がり、マニュアルも重本化される事でしょう。
一方で、どこまでいっても合理性だけでは太刀打ちできない「経験知（勘）」は、必ず残ります。

採用やデジタル適応といった業界課題へ積極的に取り組み、これからの50年に亘っても信頼と技術を守っていくために、社員一同で努力して参ります。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。


2024年1月吉日
池村公男